差出人 : H. T.
宛先 : info@civex.org
日時 : 1999年5月24日 0:19
件名 : 外国人の受け入れ体制

練馬区の片田舎に引っ越してきて、感心したのはボランティアで外国人に日本語を教えたりする地域の人々がいることです。法務省の慎重姿勢にもかかわらず外国人の数は増えているのでしょう。

日本でしかし、外国人が定着するためには社会の幅広い層で日本人、外国人が相互に受益する仕組みにしなければならないでしょう。

子育てを例にとりましょう。

日本ではせっかく女性が大学を出ても、子供を育てる環境が整備されておらず、家庭の主婦に納まって子供に明け暮れてせっかくの能力を無駄にしてしまう恐れがあります。その点で香港の仕組みはよくできていて、低コストで住み込みのフィリピン系子守り兼家政婦を雇って婦人も安心して働けます。 フィリピン人は月々まるまる五、六万円の給料を送金できます。子供を産まない日本の若い世代に産める環境を市場原理でつくっているわけです。

住み込みを使える家の広さがない家庭も多いとか、言葉の問題もあるでしょうが、香港中間層のアパートの広さは東京以下です。香港人の平均的英語は日本人より会話能力がすこし上という程度で、中学生から英語をずっと学んでいて会話できない日本人の異常さを何とかしなければなりません。国民性なのか香港人は自身の英語能力に引け目を感じず、日本人のように引っ込み思案になることはありません。英語を子供の時代から覚えさせたいという動機が強く、英語を歓迎するのです。


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